目からうろこの技術工作

〜Make nothing but the very best〜

牧山隆洋


蒸気機関の部屋(ケトル君特設サイト)

世界で初めての実用的エンジンを発明したのは誰でしょうか?それはイギリスのトーマス・ニューコメンです。当時、イギリスのコーンウォール地方では錫の採掘が行われていました。大気圧を利用したニューコメンのエンジンは、鉱山ででる湧水の問題を見事に解決しました。その後、有名なジェームズ・ワットが現れて、ニューコメンのエンジンを改良したことは有名です。ニューコメンのエンジンでは、一度温めたシリンダーに冷水を入れますが、ワットは分離した凝縮器(コンデンサー)を外付けにすることで、エンジンの熱効率を大きく向上させました。

ニューコメンの大気圧機関

 シリンダー内部を動くピストンは鎖をとおして、ビームに取り付けられています。ビームの反対側は鉱山用ポンプが取り付けれています。鉱山用ポンプ側を重たくしているので、ピストンははじめシリンダの上部にあります(下図参照)
井戸の画像

 シリンダーにはピストンがはめ込まれており、バルブを開くとボイラーからの蒸気がシリンダーに下部から入ります。シリンダー内を蒸気で満たされたら、蒸気の供給を遮断して、同時に冷水のジェットをシリンダー内に噴射します。すると、蒸気は凝縮してピストン下部に部分的な真空が作られるので、大気圧がピストンを押し下げます。ピストンがシリンダー底部に達したところで、凝縮用の冷水噴射を切ると、次のサイクルが再び始まります。以上のサイクルは、ビームに連結されたプラグロッドが上下することで、蒸気と冷水のバルブを動かして、全過程が自動的に行われます。馬力は5~15馬力ほどの力がでましたが、馬とは違って、ずっと休みなく動くことができました。

ジェームズ・ワットの蒸気機関

ニューコメンの大気圧エンジンを改良したのが、スコットランドの技術者ジェームズ・ワットです。彼は、グラスゴー大学でニューコメンの大気圧エンジンのモデルの修理をしているときに、一度あたためたシリンダー内に冷水をいれて、温度を下げるのは非常に効率が悪いことに気づき、エンジンの改良に取り組み始めました。長い研究の末、ワットはついにあの有名に蒸気圧エンジンを開発しました。このエンジンは、ニューコメンの大気圧エンジンの往復運動とは違い、回転運動を作り出すことができ、その後のイギリスの紡績機械の発展に大きく寄与しました。


世界で初めての実用的エンジンを発明したのは誰でしょうか?それはイギリスのトーマス・ニューコメンです。当時、イギリスのコーンウォール地方では錫の採掘が行われていました。大気圧を利用したニューコメンのエンジンは、鉱山ででる湧水の問題を見事に解決しました。その後、有名なジェームズ・ワットが現れて、ニューコメンのエンジンを改良したことは有名です。ニューコメンのエンジンでは、一度温めたシリンダーに冷水を入れますが、ワットは分離した凝縮器(コンデンサー)を外付けにすることで、エンジンの熱効率を大きく向上させました。

ニューコメンの大気圧機関

 シリンダー内部を動くピストンは鎖をとおして、ビームに取り付けられています。ビームの反対側は鉱山用ポンプが取り付けれています。鉱山用ポンプ側を重たくしているので、ピストンははじめシリンダの上部にあります(下図参照)
井戸の画像

 シリンダーにはピストンがはめ込まれており、バルブを開くとボイラーからの蒸気がシリンダーに下部から入ります。シリンダー内を蒸気で満たされたら、蒸気の供給を遮断して、同時に冷水のジェットをシリンダー内に噴射します。すると、蒸気は凝縮してピストン下部に部分的な真空が作られるので、大気圧がピストンを押し下げます。ピストンがシリンダー底部に達したところで、凝縮用の冷水噴射を切ると、次のサイクルが再び始まります。以上のサイクルは、ビームに連結されたプラグロッドが上下することで、蒸気と冷水のバルブを動かして、全過程が自動的に行われます。馬力は5~15馬力ほどの力がでましたが、馬とは違って、ずっと休みなく動くことができました。

ジェームズ・ワットの蒸気機関

ニューコメンの大気圧エンジンを改良したのが、スコットランドの技術者ジェームズ・ワットです。彼は、グラスゴー大学でニューコメンの大気圧エンジンのモデルの修理をしているときに、一度あたためたシリンダー内に冷水をいれて、温度を下げるのは非常に効率が悪いことに気づき、エンジンの改良に取り組み始めました。長い研究の末、ワットはついにあの有名に蒸気圧エンジンを開発しました。このエンジンは、ニューコメンの大気圧エンジンの往復運動とは違い、回転運動を作り出すことができ、その後のイギリスの紡績機械の発展に大きく寄与しました。